今年も冬のボーナスの時期がやってきましたね。あくまでボーナスは臨時給料のため、ボーナスに期待し過ぎるのも良くありませんが、支払われるとわかるとあれこれ妄想が膨らみます。
そんな冬のボーナスが具体的に何日に振り込まれるのか調べました。
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2018年の冬のボーナスっていつもらえるの?
2018年の冬のボーナスの支給日はいつなのか、公務員と一般企業とでは支給日が異なるため分けて解説します。
2018年の冬のボーナス支給日は以下です。
- 国家公務員:2018年12月10日(地方公務員も概ね準ずる)
- 一般企業:2018年12月5日~25日が多い
一般企業の場合、冬のボーナスの時期、支給日は会社によって異なるため幅を持って記載しています。外資系企業・内資系企業によっても時期が異なりますが、多くの企業は12月初旬が多いようです。
中には年3回支給されるような企業もあり、その場合は6月、12月、3月となることが多いです。ボーナス規定日が土日を挟む場合は大抵給与振込と同様に金曜日に振り込まれます。
ちなみに夏のボーナスは公務員は6月30日、民間企業は6月中旬~7月上旬です。
【公務員のボーナス支給日を断定している理由について】
ボーナス支給日は、国家公務員は夏は6月30日、冬は12月10日と法律で決まっています。
地方公務員に適応される条例も国家公務員の支給日に準じたり、それに近い支給日を設定しているケースが多く、地方公務員のボーナスも6月30日と12月10日に支給される傾向にあるようです。
また、ボーナスの支給日前に退職する場合はもらえるのでしょうか?以下の記事にまとめておりますので、ご参照ください。
ボーナス(賞与)ってそもそも何?ボーナスの概要について
通常の給料のように、あらかじめ支給額が決まっておらず、会社の業績や社員の勤務成績に応じて支給される臨時的な給料のことを指します。
賞与の支払い義務は?
賞与の支払い義務については、就業規則や雇用契約書にどう書いてあるかで、会社側にボーナスの支払い義務が発生します。ボーナスを支払う旨記載している大抵の企業は「但し書き」があり、会社が赤字決算なった際はボーナスの支給が見送られることとなっています。
「支給されることがある」としている企業では、定期的に年2回出すのではなく、「今期は業績がいいから出そう」といった支給方法になることもあります。
つまりボーナスはもらえているだけ有り難いもの!と思っていた方が良いでしょう。
ボーナスの仕組み!支給額の決め方とは?
ボーナスの支給額はその人の1か月の給料の額面を基本とします。
「その人の月の給料の数か月分」という金額がボーナスの金額になります。
多くの企業ではあらかじめ給与の●か月分が賞与額であると大枠を決めておき、業績の良し悪し、個人成績の良し悪しによって係数をかけて最終的な賞与額を決定します。
「給与の●か月分×個人成績×会社の業績」=賞与額
例)給料月25万円(手取りではなく税金等引かれる前の金額)の人の場合
給料2か月分(50万円)×個人成績(1.2倍)×会社業績(1.1倍)=66万円
一体何か月分が賞与額なのかは企業によって異なりますが、大手企業と中小の民間企業とでは大きく異なります。
- 大手:2018年夏の平均賞与額は約90万円(約2~3か月分)
- 中小の民間企業:2018年夏の平均賞与額は約35万円(約1~2か月分)
ボーナスの平均金額の細かなデータは以下にまとまておりますので、よろしければご確認ください。
所得税や厚生年金保険料などの各種控除の詳細については以下をご確認ください。
新入社員でももらえるのか?
これも企業によって異なりますが、夏のボーナスに関しては入社後3か月は試用期間として扱う企業が多いため、ほとんどの新入社員がもらえません。
しかし、冬のボーナスは試用期間が外れ業務に携わる機会も増えるので支払われる企業もあります。
とはいえ、まだまだ会社への貢献度は少ないため、過剰な期待は止めましょう。もらえったらラッキー程度に考えるべきです。
ちなみに私が新入社員の時は幸運なことにボーナスをいただくことができました。入社1年目では会社への貢献度はどの新入社員も変わらないため、一律同額でしたが、給料の2.25か月分支給されました。ボーナスってやっぱり有り難いです。
まとめ
公務員は12月10日、企業は12月初旬(~下旬)となることが多いようですね。
12月はクリスマスや忘年会、歳末セール。1月は正月に新年会、初売りと出費が重なる月でもあります。まとまった金額がどっと入るからと言って浮かれることなく、計画的な支出管理に努めましょう!