【番外編】お金の豆知識

【共働きの家計管理術】財布が別だと喧嘩が絶えないので共通財布にしました

結婚して、一番初めに悩む問題、家計管理。

お金は一生考えていかなければならない重要な要素の一つです。そのため夫婦喧嘩の要因の1つでもあります。

誰しもお金のことで喧嘩したくはないはずです。

私達夫婦は財布を別々にしていたのですが、

  • 「前回は私が払ったから、今回はあなたが、、、いや、前回払ったのは俺だろ!」
  • 「月々の負担、私の方が多い気がするんだけど、、」

など、一度相談したはずの支払に関して言い合いやストレスが絶えなかったため、家計がうまく回る方法を徹底的に調べました。

財布を別々にしている夫婦は必見です。

財布が別々だった私達の問題点

財布が別々だった私達の問題点は以下です。

  • 負担額が公平ではない(家事は忙しくない方がやるので、お金を多く負担する分、家事を多くやる等できない)
  • 「貯金しなければ」という意識はあるものの闇雲な節約方法で、お互いにただただ我慢を強いられてる(強いている)。我慢を許す時も許した側は不満を持っている。
  • 突然の出費もその場凌ぎ
  • 非効率で不透明な貯金
  • 子供が出来た時の配分も未定。どっちが何にいくら負担するか等の計画性が無く、イベントの度に喧嘩となる。

財布が別々の家庭に多いのは、自分で稼いだお金は自由に使いたく、夫婦間で家計に関する話し合いをあまりしない夫婦です。

口座をまとめるのが面倒、使えるお金を管理されたくない、自分の給料を伝えるのが嫌等の理由でお金に関する話し合いを避けています。

私達夫婦はお金に関する話し合いをしていたつもりですが、全然足りませんでした。

結婚前の同居時代から財布を別々にしつつも、支払項目を分けやり繰りしてきたつもりでした。しかし、上記のような問題点が挙がってきたのです。

共働き夫婦がお金に関する話し合いをしない一番の原因は?

共働き夫婦がお金に関する話し合いをしない一番の原因は「少額なりともなんだかんだ貯金が出来てしまっていること」です。

子供がいない夫婦であれば尚更です。

「なんだかんだ生活できている・貯金できている」ので、話し合ったり、口座をまとめたりと面倒なことはしません!(話合わなくともなんとかなっているので)

そんな夫婦は子供が出来たとき、今まで話し合いが十分ではありませんので、出産・子育てでパートナーが今まで通り働けなくなると、一気に使えるお金が減りとてつもないストレスや不安を感じます。

子供がいない今でさえストレスや喧嘩が絶えないのに、子供が出来た時のストレス・喧嘩・不安が今以上に多くなるのは容易に想像できることと思います。

そこで今のうちから財布管理に関するベストな方法を相談しておくことを強くおすすめします

家計管理方法4選!オススメは財布共通・先取り貯蓄型です

今回紹介する家計管理方法は、以下の4つです。

  • 財布共通・先取り貯蓄型

→最初に決めた金額(生活費と貯蓄用)を夫婦で出し合うスタイル

  • 財布共通・生活費の残金貯蓄型

→最初に決めた金額(生活費のみ)を夫婦で出し合い、残ったお金を貯蓄するスタイル

  • 片方生活費負担・片方全額貯蓄型

→旦那(妻)の給料で生活、妻(旦那)の給料は全額貯金するスタイル

  • 財布別々型

→家賃・光熱費は旦那、食費・日用品は妻。のように項目毎に分けるスタイル

結論から言うと、財布は一緒にしてしまうことがおすすめです。

喧嘩しないで済みますし、貯金もできてしまいます。本当に良いことばかりです。

逆に財布別々型は、電気の付けっぱなしや、ちょっとしたお菓子を買うことでさえ相手に使われてる気がして許せなくなってきます。

このように、ケンカの度合いというのも変わってきますので、次にケンカ度と貯蓄度の比較をした結果を載せました。

数値は完全に私の感覚値で恐縮ですが、役に立つと幸いです。

ケンカ度と貯蓄度の比較

以下は共働きでよく言われる家計管理の方法と、そのケンカ度・貯蓄度を表したものです。

★【財布共通・先取り貯蓄型】

  • ケンカ度:10%
  • 貯蓄度:90%

【財布共通・生活費の残金貯蓄型】

  • ケンカ度:10%
  • 貯蓄度:50%

【片方生活費負担・片方全額貯蓄型】

  • ケンカ度:50%
  • 貯蓄度:90%

【財布別々型】

  • ケンカ度:90%
  • 貯蓄度:10%

財布共通・先取り貯蓄型のメリット

財布共通・先取り貯蓄型のメリットはもちろん喧嘩が減ることや貯金が貯まることですが、一番のメリットは、2人が目標を共有できることです。

私たちは貯金1000万円の目標を立てました。

1000万円貯金のためには毎月いくら貯金が必要かを計算し、道筋が明確になりました。

これによって、闇雲な節約はしなくなりストレスがとても減りました。

財布が別々の場合でも貯金は出来なくはないですが、財布が自己管理なため、一度貯蓄用口座に手を出してしまうと、もう定期的に貯めることはできなくなります。

人間の意志は弱いので、意志が相当強い人でないと、成功しません。なんらかの理由をつけて引き落としてしまいます。

意志が強いのであればこんなことする必要無いのですが、、、2人で管理するのであれば、お互いがお互いを冷静に判断できるので絶対貯まります

財布共通・先取り貯蓄型のデメリット

財布共通・先取り貯蓄型のデメリットとして、自分たちの遊ぶお金が少なくなるのでは?と思うかもしれませんが、将来を考えるにあたってはある程度の節制は絶対必要ですし、お小遣いの範囲を超えなければ、何に使ってもいいというのは、メリハリがつき、ストレスも溜まりにくくとても良いです。

むしろ目標を共有したことで前より仲良くなったくらいです!

また、お互いの給料を明かしていない夫婦は、給与額を明かすことが一番の壁だと思います。二人の将来に関わる大事なことなので、覚悟を決めて明かすことをお勧めしますが、それでも嫌な場合は、話し合って月々の生活費をどの割合で出すのか・毎月いくら貯蓄に回していくのかを決めておきましょう。

無計画で妊娠してしまう等、手遅れになるくらいであれば、給与を明かすか、徹底的な話し合いをしておくべきです。

まとめ

他にも片方生活費負担・片方全額貯蓄型も考えたのですが、こちらも貯金はできるものの、負担額の偏りが生じストレスが溜まってしまう、仕事のやる気低下等、デメリットもあります。

何が自分たちに合うかは、働き方や給与額、お互いの性格にもよると思いますが、財布共通・先取り貯蓄型は貯蓄できる万能な方法です。

貯金も計画的にでき、夫婦二人が同じ方向を向いて将来を考えることもできますので、一度腰を据えて、じーっくりと二人の将来について話し合ってみてはいかがでしょうか?

喧嘩が減るどころか、生活にメリハリが生まれ仲良くなること間違いなしです。