子どもにとっての一大イベント、お年玉。大人にとっては出費がかさむシーズンにさらなる出費要素かと思います。
自分の子どもや甥、姪にはいつまでお年玉をあげるべきなのでしょうか?また、大学生になったらもらう側も「え?もらっていいの?」なんて思ったりしませんか?
お年玉あげる範囲や相場について解説します。
Contents
いつまでお年玉をあげる?
お年玉についていつまであげるかのアンケートをとると、概ね以下の3択となります。
- 20歳まで
- 18歳まで
- 22歳まで
キーワードとしては、「成人まで。」「高校卒業まで。」「大学卒業まで。」です。
さらにこの3択のうちどれを選ぶのか、細分化しました。これはもらう側の環境と自分との関係性(実子なのか、甥姪なのか)によって決めるのがベストです。
息子、娘にはいつまであげる?
実の子(息子、娘)には一般的に就職するまで渡すケースが多いです。
- 高校卒業後、就職する場合:18歳まで
- 大学卒業後、就職する場合:22歳まで
大学生になったとはいえ、なかなかアルバイトでは稼げる金額も少ないです。特に勉学に励んでいる場合や進むべき道に向かって努力している場合は、アルバイトをする時間もありませんのでお年玉を口実にして支えてあげるのも良いと思います。
個人的には、大学に行ってアルバイトに明け暮れるようでは、自分で稼げていますし大学へ行った意味も理解できていない(ただ何となく大学に通っている)可能性もありますし、渡す必要もないと思います。
甥、姪にはいつまであげる?
甥、姪については実子よりやや遠い分、進学・就職問わず18歳までが多いです。
ここは兄弟間で話し合い、事前に折り合いをつけておくと良いでしょう。
お年玉の相場について
お年玉の金額は環境が大きく左右しますが相場について解説します。
息子、娘、甥、姪にあげる場合の相場
基本的に、実子か甥、姪で金額は分けず、年齢で分けるのが無難な考え方です。
- 小学校入学前の未就学児:1000円
- 小学校低学年:1000円~3000円
- 小学校高学年:3000円~5000円
- 中学生:5000円
- 高校生:5000~10000円
- 大学生:10000円
渡す自分が祖父母にあたる場合の相場
お年玉をあげる自分が祖父母にあたる場合は、息子夫婦よりもやや高額に設定しないと示しがつきません。上記の「息子、娘、甥、姪にあげる場合の相場」よりも1ランク上の金額を渡すと良いでしょう。
- 小学校入学前の未就学児:3000円
- 小学校低学年:3000円~5000円
- 小学校高学年:5000円
- 中学生:5000~10000円
- 高校生:10000円
- 大学生:20000円
まとめ:大事なことは兄弟・親間で事前に話し合っておくこと
今まで述べてきたのはあくまで相場の金額です。
住んでいる環境や年収、立場によっても金額が異なります。大事なことは夫婦間、兄弟間、親との間で事前に話し合い、金額を設定してしまうことです。
新年早々お金絡みでもやもやした気持ちにならないよう話し合いをしっかりしておきましょう。