【1章 準備編】まずやること

貯金1,000万を達成する1ステップ目!ゴールを設定せよ~1章-1~

本記事では1,000万円貯蓄に必要な手順の紹介として、

第1章 準備編の1つ目、ゴール設定について解説していきます。

本ブログのFirst Stepでもありますので、ウォーミングアップとして気軽に取り組んでいただけますと幸いです。

1,000万円貯蓄において、1番やってほしくないことが途中で放り出してしまうことです。

特に1000万円という額を貯めるには、

やはりそれなりの時間が必要であるため、途中でやめてしまいがちです。

また、人間の意志というのはとても弱く、漠然と貯めていってもなかなか貯めることができません。

私としても意志を強く持ち続けることはとても難しいことを痛感しているため、

本ブログでは意志に頼らない方法での貯蓄方法をメインに紹介していっているのですが、

やはりそれでも最初の仕組みづくりの段階で挫折してしまったり、

諦めてしまう人もいるので、それを防ぐためにゴールを明確化しておきます。

本記事では大小2つのゴール設定をします。

大きいゴールと小さいゴールを設定することで

途中のご褒美や達成感を味わいつつ、継続して貯蓄生活を行うことができるようになりますので、是非取り組んでください。

本ブログでは1,000万円を貯蓄するための堅実的な方法について紹介しており、前回の0章を読んでいらっしゃらない方は以下から読み進めていただけると、本記事が読みやすくなると思います。

【0章(はじめに)】

ゴールを設定しておくことのメリット

まずゴール設定を行うことのメリットは以下です。

①②については、冒頭でも触れた通り、1,000万円貯蓄において1番やってほしくないことが途中で放り出してしまうことなのですが、この放り出す確率を下げてくれます。

③は、目標を設定すると、実は1,000万円ではなく半分の500万円で良かった、むしろもっと必要だった等、

自分の満足いく人生プランに、どの程度のお金が必要なのか認識できるためお勧めです。

ゴールは”1,000万円貯める”ではなく、1,000万円貯めて”何がしたいのか”を考える

え?ゴールは1000万円貯めることでしょ?と思っている方はまだ足りません。

1000万円貯めて”何がしたいのか”まで決めないと、ブレてしまいます。

恐らく1000万円を貯蓄したいと考え、当ブログに足を運んでいる方は

1,000万円貯蓄というのは通過点で、

その先の人生も(程度の差はあるかもしれませんが)考えていると思います。

例えば、住宅ローンの返済や子供の学費、老後資金の貯蓄用、仕事をセミリタイアしたい等。

そういった将来の目標についても、改めて見つめなおし、

本当に必要なものなのか、必要なのであればいくら必要なのかを考え、計算しておくことで今後のライフプランが立てやすくなります。

”大きなゴール”と”小さなゴール”を設定する

まず大きなゴールと小さなゴールを設定します。

なぜ大小2つのゴールを設定していくかと言うと、

貯蓄生活を実践していく上で

大きなゴールだけでは途中でしんどくなってしまい、放り投げてしまいます。

また小さなゴールだけでも、達成するたびにお金を使いすぎてしまって、うまく貯まっていきません。

そのため、大きなゴールと小さなゴールを設定して頂きます。

大きなゴール

大きなゴールでは、”何を目的として”、”いつまでに”貯蓄するのかを考えます。

何を目的として”は、以下のような考え方を参考に決定すると良いです。

何を目的として
  • 大金がないとできないこと(例:夢だったカフェの開業)
  • 将来のために費用な資金(例:老後資金、子供の学費)
  • 自分の理想とするライフプラン(例:不労所得でセミリタイア。やりたい仕事を週3回して生活)

いつまでに”については、以下のように目標の性質で分け決定すると良いです。

いつまでに
  • 大学入学や老後資金等、タイムリミットがあるものはその期日
  • カフェの開業やセミリタイア等、明確な期日はなくともできる限り早く叶えたいものについては、ざっくりとした理想の期日で問題ないです。

あくまで大きなゴールなので、

現段階では、1000万円ではできないことを書いてもかまいません。

以下のように大きな目標とその期日が設定出来たら、次は小さな目標を決めます。

  • 子供の大学受験が始まる10年後までに1,000万円を貯める
  • 老後となる25年後までに、老後資金として4,000万円(夫婦2人分)貯める
  • お金に働いてもらって、10年後には毎月20万円の不労所得収入を得る(セミリタイアする)

小さなゴール

小さなゴールでは素直にお金があったらやりたいことを何個でも良いので書き出していきます。

もちろん1個だけでもかまいません。

ポイントとしては、

○○万円貯めたら~、と貯蓄額毎にゴールを定める

すぐに実現できるものにする(○○を買う、旅行に行く等)

・上記2つのポイントとは異なりますが、大きなゴールで定めたものを分割したものでも良いと思います。

ちなみに私はこんな感じです。

  • 100万円貯めたら、欲しかった便利家電を買う
  • 500万円貯めたら、家族で星野リゾートに宿泊する
  • 1000万円貯めたら、家族でヨーロッパ旅行する
  • 毎月3万円の不労所得収入を得る

※せっかく貯めたお金を使ってはもったいないと思われるかもしれませんが、お金は自分が満足できるものに使うことで幸福を感じれます。

自分が心底やりたいと思えるものをご褒美として設定すれば、やる気も段違いにあがると思いますので、派手過ぎない程度にではありますがご褒美を設定してみましょう。

それでも私は褒美などいらない、という方は4つ目の項目(毎月3万円の不労所得収入)のように大きなゴールを分割した目標を書くことで問題ありません。

実現のために必要なお金はいくらかを調べる

本題のゴール設定はここまでとなりますが、プラスαとして

上記で挙げたゴールが具体的にいくらかかるのか調べていきます。

具体的な金額を知ることで、

”目標設定額が1,000万円で良かったのか”という根本も変わってくるので、確認しておくことをお勧めします。

ただ、ここは各人の生活背景や時期、社会情勢によって変わってくるため

ざっくりとした計算でかまいません。

私が例で挙げたものは以下となります。

  • 毎月20万円の不労所得:配当金等の投資利回り、年5%として6000万円(税引き後)
  • 便利家電:15万円
  • 星野リゾート:30万円
  • ヨーロッパ旅行:100万円
  • 毎月3万円の不労所得:配当金等の投資利回り、年5%として900万円 (税引き後)

不労所得の金額については以下で紹介していますので、興味がある方はご参照ください。

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大きな目標を達成するのに1,000万円では到底足りませんでしたね。

こういった点に気づき、場合によっては目標を修正できるのも金額を調べることのメリットだと思います。

また、6,000万円は無理だなと諦めてしまう人もいそうですが、

できないわけではなありません。

「はじめに」でも触れた通り、1,000万円から2,000万、3,000万円は、0から1,000万円を貯めるよりも複利の力が働くためずっと早くずっと楽なんです。

もちろんそれでも不労所得生活への道のりは険しいのですが、まずは1,000万円の貯蓄を目指して頑張っていきたいと思います。

まとめ

今回は貯蓄生活の継続に必要なゴール設定について触れました。

実践編である2~4章の節約も収入源UPも資産運用も、1,000万円貯まったから、やめた!というものではなく、

生きていく限り一生必要な技術だと私は考えています。

その長期目線を維持するには“1,000万円貯蓄して何がしたいのか、どう生きていきたいのか“というのがとても重要なため、

手帳の1ページ目やスマホの待ち受け等、常に目につくとこに記載しておいて貯蓄生活を諦めることなく続けていきましょう。

参考:世間の貯金額

当ブログの目標貯金額である1,000万円が目標となり得るか否かは

人それぞれの考え方によりますので、

今回のゴール設定を機に見つめ直していただけたら良いと思います。

ですが、1,000万円という目標額が”人それぞれの考え方による”だけで済ませてしまうと、親切みに欠けると私は思いましたので、

世間の人々はどのくらいの金額を貯金をしているのか、データを調べてみました。

年代別、年収別に調べましたので、目標額を決めきれない方・自身が無い方は、 参考までにご確認いただければ幸いです。

まずはご自身の年代の方がどのくらい貯金しているのかを確認し、自分の一つ上の年代の貯金額を目標にしてみるのも一つの案として良いかと思います。

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