【2章 実践編】節約

マイホームを持ってる人向けの節約術!居住費を下げる方法を紹介!

固定費を下げて無理なく楽に貯金生活を送れば良いことは理解した、しかし、家に関する固定費はどうやって下げたら良いのか困っていませんでしょうか。

本記事では固定費のボスである住居費について、特にマイホームを持ってる方に向けての見直しポイントを紹介します。

人生の3大支出の一つ、住居費を削減できれば貯金スピードが猛烈にあがりますし、1度見直せば、(日常生活への影響無しで)固定費を下げられます。

家に関する固定費を下げたいけど何をしたら良いのかわからない方はぜひ最後までご覧ください。

持ち家の人の見直しポイント

家を既にお持ちの方の見直しポイントについて紹介します。

見直しポイントは以下4点です。

住宅ローンの金利見直し

まず初めにご確認いただきたいのが、住宅ローンの見直しです。

1度家を買ってローンを組んだ後、ほったらかしになりがちなのが住宅ローン金利です。

これが本当にもったいないのですが、今はマイナス金利で本当にローンの金利が低くなっています(変動金利なら0.5%を切っているとこもあります)。

金利が0.5%とか1%でも低くなると、それだけで数十万円、数百万円の規模で費用が抑えられるようになります。

ただ、借り換えるだけで数十万円、数百万円節約できるのです。食費削ったり、節水するなんかよりよっぽど楽に節約できます。

これが固定費削減の魅力なのに、調べるのが面倒だから、手続きが面倒だからと実行する人が少ないのが現状です。周囲と差をつけるにまずは実行です。

住宅ローンの見直し・乗り換えに便利なツール

面倒くさがりな方へ朗報なのですが、最近はIT,AIが発達しているおかげで、ローンの比較や乗り換えを簡単にできる比較サイトがあります。

比較サイトを利用すれば、1番金利が低い銀行が一発でわかります。もし借り換えをしたいと希望すれば、借り換えに伴う面倒な手続きもサポートしてくれます。

比較サイトの一つである「モゲチェック 」は最も金利が低い住宅ローンプランをAIによって自動で提案してくれるオンラインサービスです。

2020年4月までの実績ですが、モゲチェック で住宅ローンの借り換えを行うと、月々の返済額を平均2万円減らすことができています

面倒な書類取得などの手続きを代行するサービスも展開しており、

しかもモゲチェック 手数料も“No.1金利”での借り換えを申し込めば無料になります。

登録者数2万人を超え、NHKや日経新聞などでも取り上げられ話題になっている優良サービスですので、1度月々の負担がどの程度下がるのかご確認いただくと良いと思います。

モゲチェック での住宅ローン金利の比較はこちらから/

住宅ローンの見直しはモゲチェック

火災保険の見直し

次に火災保険の見直しです。

固定費を見直すといっても、火災保険の解約はしません。家が燃えてローンだけ残るのは最悪ですから、火災保険はリスク軽減の費用としても必須だと考えます。

ただ、火災保険は家を購入した際に住宅の販売会社から勧められたものを採用していませんか?火災保険はどこも似たようなものだからと。

支払う金額の面の比較ももちろんですが、その補償内容までしっかりと見比べて加入していますでしょうか。

火災保険商品は毎年新しい商品(プラン)が出てきますが、毎年の変化は微々たるものです。かなり昔に入った方、初回加入時に良く考えずに加入した方は見直しすることをおすすめします。

加入するプランのおすすめは?

これは個人の考え方にもよるので一概には言えないです。

あくまでご自身で考えてプランを検討すべきですが、参考までに私個人としては、火災、風水害、落雷までは付けても良いと思います。地震保険は後述の通り、マンションなら不要、戸建ては余裕があれば付ける程度で問題ないと考えます。

家財保険は子供がいる場合や家に高価なものが多い場合はつけた方が良いです。子供が知らぬ間に壊したものでも補償されます。

火災保険の見直し便利なツール・サイト

これについても、比較サイトがありますので、文明の利器を用いて比較します。

簡単なのは「インズウェブ 」という無料比較サイトでの見積もりです。

火災保険の比較はこちらから

複数の保険会社を比較することで、同じ価格で補償内容を充実させたり、
逆に不要な補償を無くして保険料を安くしたりできます。

1番大事なのは相場を知ることです。

無料でできることはやりつくす勢いで自分に合ったものを探してみましょう。

火災保険はの解約タイミングは?

だいたいの火災保険は返金が受けられるのでいつでもOKです。優良な火災保険を見つけたら申し込みを行いましょう。

念のためホームページ、申し込み時の資料を確認してからの解約をお願いします。

またその他の注意点としては、次の火災保険の申し込みが完了した後に、既存の火災保険を解約することです。でないと、無保険の期間が出てしまいますので順番を間違えないようにお願いします。

地震保険の見直し

地震保険に加入されている方は少ないと思うので、簡潔に要点のみお伝えします。

地震保険の特徴
  • 火災保険とセットでないと入れない
  • 政府が損害保険会社と共同で運営しているため補償内容はどこも同じである
  • 価格は地域によって異なる+火災保険の半額までと決まっている
  • 家を原状復帰してくれるわけではなく、生活できるよう現金が支給されるのみで、かけた費用に対しての補償内容は正直薄いと感じる。

地震保険は地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的としています。大きな勘違いかもしれませんが、家を原状復帰してくれるわけではなく、生活できるよう現金が支給されるのみです。

上記を踏まえた上で私が考える地震保険の必要性について紹介します。

それでも地震保険加入を検討される場合は、地震保険同様、保険会社の比較は行いましょう。年計算でいくと結構な額を支払うことになりますので慎重にです。

プロパンガスの見直し

このステップはガスの種類がプロパンガスの方向けの内容ですので、都市ガスの方は読み飛ばしてください。

ガスを利用するご家庭のうち、プロパンガスを利用するご家庭は約45%なのですが、このプロパンガスも大きな見直しポイントです。

ガスについても入居時から変えていない方がほとんどなのではないでしょうか。

そもそもプロパンガスの見直しができることを知らない方も多いことと思います。

プロパンガスは平成9年に自由化されましたが、ガス料金が高いままの方が多くいらっしゃいます。

ガス会社変更は一切無料でできますし、面倒な手続きも手数料無料で代行してくれる業者がいるので非常に簡単です。

ガス会社を変更するだけで年間50,000円以上もガス料金が節約できる場合もありますので、ご自宅がプロパンガスの方は検討しないともったいないです。

検討するのはお金はかかりません(そして簡単です)し、1度節約に成功してしまえば、以降ずっとガス代が節約できるので、以下手順で検討だけでもしてみましょう。

プロパンガス会社見直しの手順

具体的な手順についてですが、住宅ローンや火災保険と同様、ガス料金の安い会社を比較します。

ガス会社の比較、変更手続きを無料で実施してくれる【ガス屋の窓口】というサイトがありますので、こちらに一括依頼してしまえば終了です。

番外編:不要なリフォーム・引っ越しはしない、断捨離をする

こちらは番外編となりますが、必要もないのにリフォームや引っ越し(住み変え)をしていると気持ちは高まるかもしれませんが、貯金は貯まりません。

子供が成長し手狭になったからと引っ越しを検討されることもよくあると思いますが、まずやってほしいのは断捨離です。

普段から断捨離をやっていない方はタンス一つ分、クローゼット1扉分は余裕で減らせると思います。

備え付けではなく後から購入した収納家具は部屋を圧迫します。

最低限、この断捨離を行ってから引っ越しやリフォームを検討しましょう。

断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方

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  • 作者:やましたひでこ
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2013年11月26日頃

まとめ

本記事ではマイホームを持っている人が見直すべきポイントとして、「住宅ローン」「火災保険」「地震保険」について解説しました。

上記の点を見直し、固定費の削減ができれば、日常生活に影響を与えることなく勝手に節約が出来てしまいます。

さらに上級手段ですが、今住んでいる家を売ってしまうという選択もあります。

子供が家を出て家が広くなってしまった場合など、今いる家をスケールダウンさせることも条件によっては有効な手段です。

1秒でも早く行動した方がその分だけ損しなくなります。手続きが面倒と先送りしてしまうと、ずるずる貧乏生活に引きずり込まれてしまいますので、早めの行動をご検討いただければ幸いです。

住宅ローンの比較【モゲチェック

火災保険の比較【インズウェブ

プロパンガスの見直し【ガス屋の窓口】