【2章 実践編】節約

マイホームを安く買う方法は?購入コストを抑えるテクニックを紹介!

マイホームの購入を考える際、どうしても気になるのが家の価格かと思います。機能的な価値、心理的な価値以外にも金銭的な価値もあまり妥協したくない、コスパの良い家が見つかれば、もう少し購入コストを下げられたらな、と悩んでいませんでしょうか。

本記事では、コスパの良い物件、リセールバリューの高い物件を探せる方法を紹介しています。

家の購入コストを可能な限り抑える方法がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

前提条件の確認:不動産は買ってから価値が上がることはほぼ無い

前提条件からとなりますが、世に売られている不動産で、買ってからすぐ価格が上がるような資産価値が高い物件が販売されていることはほぼありません。

あったとしたら、売値の査定ミスか、売却人が売ることを相当急いでいたかです。

正直このラッキーを初心者で見つけ出すのは難しいです(滅多にないですが、このラッキーを見つける方法を記事後半に書いておきます)。

話しを戻しますが、買った後に価値が上がる物件は少ないのです。人口も減少傾向にあり需要がどうしても減っていくので、新築物件や郊外の物件はほぼ例外なく資産価値が下がっていきます。

そんな中で、資産価値が上がるまでいかずとも、あまり損しなくて済む物件を見つけることが、安い物件(リセールバリューが高い物件)を探すヒントになります。

新築ではなく中古で探し、リフォームする

では本記事の本題に入ります。

理想の家を安く買うとなると、どうしても新築では安く買えません。

新築物件は”新築の価値”を生かし、様々な手数料を吹っ掛けられどうしても高く売られます。それでも買い手がつくからですね。

どうせ買うならまだ誰も住んだことがない新築に。と考えている人が多いのでどうしても高くなってしまいます。

逆に言うと、中古物件は人気が下がりますので、それだけ価格が落ちるのです。

おすすめは築20年くらいの物件を買って、自分好みにリフォームしてしまうことです(築30年以上前ですと建築法の改正前の物件である可能性があり、耐震強度等の懸念点があります)。

元から自分の理想に近い物件を買っておけば、リフォーム費用も100万円以内、水回りをやっても200万円程度でできます。

中古を毛嫌いされる方もいらっしゃいますが、きちんと清掃が入りリフォームすることで見違えるほど綺麗になります。リフォーム物件を直接見に行く等して自分に合っているか・許容できるかを確認してみると良いと思います。ぜひ検討ください。

どうしても新築が良く、新築物件を安く買いたいという方は、正直記事後半にある司法書士さんの選定くらいしかありません。前述の通り新築には需要があるからです。

新築でも売れ残っている物件では価格交渉の余地がありますが、駅から徒歩20分以上離れていたり、なにかしら欠点があります。

その欠点が自分にはデメリットとならないようでしたら、価格交渉する価値があると思います。

不動産屋ではなく、自力で探す

2点目ですが、不動産屋が紹介するような物件は避けた方が良いです。

不動産屋がプッシュしてくる物件というのは、売れ残っているはずれ物件の可能性が高いです。なので自力で探します。

だからと言って、SUMOやHOMES等、庶民向けのサイトで探すとどうしても割高であったり、情報が少なかったりします。

そのため、不動産投資家向けのサイトで探します。

具体的には健美家楽待等です。また、たまにヤフー不動産でも掘り出し物件が見つかることがあります。

これらは不動産投資を目的として所有される不動産ですが、自分でも住める家が売っていたりします。

庶民向けサイトよりも安く提示されていたり、値引き交渉が可能です。

探し方としては、自分が住みたい地域と大まかな価格・築年数で絞り条件を入れていきます。

そして可能な限り毎日更新された物件と無くなっていく物件を確認します。掲示されなくなった物件は売れた物件ですので、駅からの距離や間取り、築年数で価格相場を把握します。

1か月もすれば価格相場がわかってきますので、その後に自分が買いたい家の検索をスタートします。

ここは理想の物件が出るまで数か月は待ってみましょう。数か月待つだけで100万円単位で値段も変わることがあります。優良物件を待ちましょう。

自分の理想の家が見つかったら次は交渉です。あらかじめ、少し高めに値段設定されることもありますので、ダメ元でも交渉してみましょう。

この手順を踏むことで、冒頭でお伝えした買った瞬間に資産価値が上がる物件(売値の査定ミスや、売却人が売ることを相当急いでいた等のラッキー物件)が見つかる可能性が極めてわずかですがありますので、しっかり相場を把握しておいてください。

司法書士は自分で探す

司法書士に頼んで法規登録をやってもらうと思います。自力でやることも可能なんですが、少しハードルが高いので、自分で安くやってくれる司法書士を探すと節約できます。

自力でやる分には少しハードルが高いですが、やる内容は同じですので安くやってくれる司法書士さんをネットで検索するので十分です。

販売会社が立てた司法書士さんよりも数万円程度安くなると思いますので実践してみて下さい。

まとめ

この記事では、マイホームを安く買う方法を紹介しました。

心理的な価値を考慮すればこの方法は向かない方もいるかもしれません。大事なのは3つの価値(金銭的価値、機能的価値、心理的価値)のバランスであり、何を優先するか、何を妥協するかです。

大きな買い物なので、慎重に、たくさんの下調べを行って満足いく買い物をしましょう。