【2章 実践編】節約

【節約のコツ】面倒なことはしない、我慢しない、家計簿はつけない!

お金って貯めたくてもなかなか貯まらないものだと思います。

家計簿をつけたり、エコ生活を送ったり等のよく紹介されているような貯金方法や節約方法については即効性が無いため、長続きできず結局浪費生活に戻ってしまう人も多いはずです。

できれば楽して節約したい、お金を貯めたいと思っているのであればこの記事で紹介している考え方は確実に参考になります。

貯金はマラソンと同じ!全力疾走しない

貯金とダイエットは似ています。

  • 貯金=「収入」-「支出」
  • 体重=「摂取カロリー」-「消費カロリー」

計算式は簡単でも、うまくいかないところまで似ています。

これらはすぐに効果が出ないこと、苦しいこと、差し迫った危機感がないことが問題です。

すぐに効果が出ないことは仕方ありません。宝くじでも当たらない限りまとまったお金が一気にもらえることはないのですから。

しかし、苦しいこと、差し迫った危機感がないことは何とかなります。

・・・それは無理をしないことです!

節約・貯金を続けるにはこれに尽きます。「さぁ、頑張るぞ!」と短距離走のようにスタートダッシュをして、いきなり飛ばしすぎてはいけません。マラソンのように長距離をやや速めのスピードで走るイメージです。

以下のようなストレスがかかる方法はほとんどの人が失敗します。根性があり、続けられる人がいたとしても他のどこかで発散(ご褒美と称して浪費、身内に八つ当たり等)することになります。

【ストレスがかかる節約】

  • 家計簿を毎日つける
  • 1円でも安いものを求めてスーパーをはしごする
  • 趣味をやめる

節約・貯金を続けるには可能な限り、ストレスが溜まらないものから手をつけていきましょう。

節約するのに最も必要なことは心に負荷をかけすぎないことです。

家計簿はつけない!

家計簿用のノートを買って~、レシートを保管して(携帯で撮って)~等の面倒なことをしては長続きしません!

毎日頑張って家計簿をつけているのに、なぜうちの旦那は家事も手伝わずに休日もだらけているのか、、、 (◎`ε´◎ )、、、となりかねないです。

それに家計簿をつけたとしても、いつしか家計簿をつけることが目的となり、多くの人が見返したり、反省をしたり、反省をしても行動に移したりはしません。

では、何もしなくても良いのか?というとそうでもありません。

家計簿はつけなくてもいい!やることは2つだけ!

家計簿をつけるのは面倒なのでおすすめはしませんが、何もしなければだらだらと浪費してしまう可能性があります。

そこで、月初めと月終わりに以下を実行してください。

  1. 月初めに食費●万円、日用品●万円とざっくりの分配をする
  2. 月終わりに収支の確認を行う

これを行うだけで家計簿をつけなくても意識が劇的に変わります。何にいくら使うのか目的をはっきりさせるだけで、先取り貯蓄ができ、残金でうまいことやりくりをしようとします。

何にいくら使うのか、収支の確認の方法などは以下でまとめていますので、確認してみてください。

貯金を始める前に1番大事なこと!家計の確認方法について解説!~1章-2~効率的に1000万円を貯めるために、初めにやるべきこと(収支の把握と貯金額の決め方)とその方法について紹介しています。貯金の第一歩である収支把握と貯金額の決め方がわからないと非効率な貯金となるため、1000万円貯めるためにまずはここから始めましょう。...

1円でも安く買うという発想を捨てる

節約を考えるときに真っ先に思いつくのが、食品や日用品等、日常で必要なものを1円でも安く買うということ。

安く買うこと自体は問題ありませんが、複数のスーパーをはしごする等、安く買うために労力をかけ過ぎてはいけません。100円、200円のために遠くのスーパーまで頑張って自転車をこぐよりも、その労力で他のことに力を入れる(例えば、ポイントサイトで小遣い稼ぎする)方がよっぽど効率的かつお得です。

また安いスーパーだからと遠出して多く買い込んでも食材を腐らせて無駄にしてしまうこともよくあります。遠出にはガソリン代や時間もかかっていることをお忘れなく。

ただし、家電や家具等、大きな買い物には労力をかけても良いです。金額が大きいものは労力をかけた分だけ返ってくるリターンも多いため、むしろかけるべきです。

このように労力に見合った効果があるのか無いのかを意識しながら買い物をし、全てのものに1円でも安く!という発想は捨てましょう。

1度設定してしまえば、楽ちんな固定費を削る

節約と言って、一番効果的なのが固定費の節約です。固定費は額が大きいものがあったり、何より1度設定してしまえば、後は自動で出費が減っていくのが魅力です!

固定費に関してはスタートダッシュしても良いです。スタートダッシュで弾みをつけたら後はトロッコに乗っているように、自分が走らずとも自動で節約できるので。

なので節約するなら、まずは固定費から見直してみましょう!

以下にざっと削れそうな固定費を挙げてみました。

項目 対処法
家賃(賃貸) 引っ越し・・・家賃が低いところ、礼金が少ないところに引っ越す
住宅ローン ローンの借り換え・・・低金利の今なら特に住宅ローンの借り換えで月1万円以上お得になることも!
保険 見直しを検討・・・保険は自分の環境の変化(結婚、子供、昇進、転職、家の購入等)に応じて見直す必要があります。医療、生命、火災、自動車等保険にも色々な種類があるので、ライフステージ毎に見直してみてください。
携帯代 格安SIMへ移行・・・格安SIMはもはや当たり前の時代になっています。ワイモバイルやUQモバイルなら大手3社と比較しても通信速度はそんなに落ちません。一人当たり月々5,000円以上安くなるので、家族毎乗り換えることを強くおすすめします。
売却・・・そもそも車が必要なのか、もう1度よく検討してみてください。田舎に住んでいてスーパーが遠いならまだしも、都内近郊に住んでいる場合は本当に必要でしょうか。レンタカーやカーシェアリング、買い物ならネットスーパー等、便利な世の中です。車の維持費は家計への相当な圧迫要因ですので、必ず検討しましょう!
電気代 乗換・・・電力自由化に伴い少しでも安いところへ乗り換え
ネット代 スマホだけで大抵のものができる時代。スマホとは別に家でもネット回線を引いている場合は、無くすもしくは安いものに乗換られないか検討しましょう。
新聞 スマホアプリで十分です
定額サービス 月額性のサービスは必要なものだけに絞る・・・スマホのアプリやジムなどの月額会員、コンタクトレンズ等、様々な月額でかかるサービスがあります。一度整理してみると、どこかで抑えることができるはずです。

ざっくりとした例ではありますが、これらを浮かせば間違いなく数万円単位での節約が可能です。100円、200円の節約を頑張るよりまずは固定費を見直すこと!これが1番大事です。

おまけにはなりますが、固定費の支払いをクレジットカードにまとまることで、かなりポイントが貯まります。収支の把握もクレジットカードの明細一つだけで把握できるので、口座引き落としや現金払いにしている人はお早めに切り替えを!

まとめ

節約は心に負荷をかけすぎないこと、固定費から見直すことを行えば、確実にできます!

慣れてきたら一つずつ効果的なもの、負担にならないものを取り入れていきましょう。そうすることで、貯金が多くなり、心に余裕が生まれ、同じ額の給料をもらってる人とは全く違った景色をみることができるはずです。

固定費を削った後は以下にも挑戦してみましょう!もちろん無理のない範囲で。

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