【番外編】お金の豆知識

SBI証券の口座開設の流れを徹底解説!必要書類は?特定口座・一般口座、源泉あり・なしの違いは?

手数料の安さ、扱う商品の多さ、IPOチャレンジポイント制度等、数あるネット証券の中でも様々なメリットがあるSBI証券で口座開設を検討されている方も多いのではないでしょうか。

しかし口座開設をしようと思うと、よくわからない用語や慣れない手続きに、戸惑うこともあるかと思います。

そこで、SBI証券で口座開設をする手順や注意点についてお伝えしていきます。

この記事を読みながら作業いただければ、何もわからなくてもSBI証券の口座を開設することができます。

ぜひ最後までご覧ください。

口座開設はこちらから→「SBI証券 口座開設(無料)

SBI証券口座開設までの4ステップ

SBI証券の口座は以下の4ステップを実施いただければ開設することができます。

  1. 口座開設申込 (各種個人情報の入力)
  2. 本人確認書類の準備・提出
  3. 初期設定(各種個人情報の入力)
  4. SBI証券からの口座開設完了通知の受取り

各手順について、詳細に説明していきます。

口座開設申込

SBI証券のホームページ(SBI証券 口座開設(無料))より、「口座開設に進む」をクリックします。

以下ページにアクセスしますので、メールアドレスをご入力ください。

登録したメールアドレスに認証コードが送られてきますので、その認証コードを入力します。

個人情報の入力

続いて、個人情報入力画面に移ります。

まずは、ご自身の名前や住所などを入力していきます。

特定口座・一般口座、源泉徴収あり・なし?

次に「特定口座」について選ぶ部分がありますが、一番上の「開設する(源泉徴収あり)」を選ぶのがおすすめです。これを選んでおくと、自分の代わりに証券会社が確定申告(納税作業)をおこなってくれます。

特定口座とは?源泉徴収あり?なし?

特定口座とは証券会社が取引にかかる売買価格や損益を計算してくれる口座です。

特定口座の中でも、税金を自動的に証券会社が徴収する「源泉徴収あり」と、自分で証券会社から発行される報告書を使って確定申告して自分で税金を納める「源泉徴収なし」で分かれます。

一般口座とは?

一般口座は、特定口座のように年間取引報告書は交付されません。自分自身で売買損益を計算し、確定申告をする必要があります。ただ、証券会社の口座管理等で売買取引記録や損益は見ることはできます。

特定口座なら年間取引報告書を受け取れますが、一般口座は受け取れず、自分で売買価格を調べなければなりません。

事務負担を考えると一般口座を開くメリットはないと考えられます。

一般口座を開くのは、海外転勤等で海外に居住するときなど、特定口座に入れることができないときといえるでしょう。

NISA口座・つみたてNISA口座の開設

次に「NISAの選択」という項目があります。

NISA口座を目的に口座開設をされる方は、証券口座(の総合口座)と一緒に開設する必要がありますので、「NISAを申し込む」「つみたてNISAを申し込む」のどちらかを選択してください。

制度がよくわからかないという方は、口座開設後でも申し込むことができますので「申し込まない」を選んでおいてください。

NISAとは、株や投資信託の配当金や値上がり益を非課税にする制度のことです。NISAには通常のNISA、つみたてNISA、ジュニアNISAがあります。

どのNISAも投資で得た利益に対する税金が免除される制度ですので、

通常の株の売買なのか、投資信託を積み立てたいのか、子供のための資産としたいのか、目的に合わせて選んでいただきたいのですが、

NISA口座かつみたてNISA口座はどちらかしか選べませんので、初心者の方はつみたてNISA口座をお勧めしています。

つみたてNISAのメリット,デメリットは?シミュレーション結果も紹介 つみたてNISAについてこんなことで悩んでいませんか。 車の買い替えや家のリフォーム、老後資金、子供の将来のためにまとまった額...

住信SBIネット銀行口座の同時開設

住信SBIネット銀行の口座開設を申し込むか否かについての項目があります。

こちらはどちらを選んでも良いですが、

SBI証券とSBI銀行の口座を連携させることで、預金時の金利が0.1%(通常の銀行では約0.001%)に上がったり、

振込手数料やATMでの引き落としも無料にすることができるため、とても家計に優しく、開設することをお勧めします。

(私も住信SBIネット銀行と楽天銀行の2つを使っています)

ネットで口座開設or郵送で口座開設

SBI証券の口座開設には2種類の方法があります。

  • ネットで口座開設
  • 郵送で口座開設

ネットで口座開設する方法ですと、申し込みに必要な情報をオンラインでやり取りすることで、SBI証券とのやり取りが簡略化されるのと、取引を早く始められるというメリットがあります。

郵送で口座開設をするという方法は、申し込みに必要な情報を郵送でやりとりするので、手間と時間がかかってしまいますが、

パソコンの操作に不慣れな方、オンラインで個人情報のやり取りをするのが不安なら、郵送を選択しましょう。

私はネットで口座開設を選択し、問題なく開設することができました。

本人確認書類の提出

上記で「ネットで口座開設」を選択された場合、ユーザーネームとログインパスワードを発行されますので、そちらを用いて口座開設状況画面よりログインを行います。

「郵送で口座開設」を選択された場合は、SBI証券より必要書類が送られてきますので、郵送されるまで待ちましょう。

必要なもの

この手順で必要なものは以下です。

「ネットで口座開設」を選択された方

スマホをお持ちの方は、「マイナンバーカード」だけでOKです。

マイナンバーカードが無い方は「マイナンバーの通知カード」+「運転免許証」が必要となります。

スマホで写真を撮ってアップロードするだけですので、とても速くとても簡単です。

スマホが無い方、マイナンバーカードや運転免許証が無い方は、「郵送で口座開設」を選んだ方同様、以下の書類が必要となります。

「郵送で口座開設」を選択された

マイナンバーカード+いずれか1種類が必要となります。

・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種年金手帳
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書

マイナンバーカードが無い方は、

マイナンバー通知カード+いずれか2種類

・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種年金手帳
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書

本人確認書類の提出

「ネットで口座開設」を選択され、「スマホ+マイナンバーカード」もしくは「スマホ+通知カード+運転免許証」をお持ちの方はアップロードすることで口座開設申し込みが完了します。

上記以外の方はSBI証券から書類が郵送されたら、必要事項を記入いただき、返送書類をSBI証券に送り返せば口座開設申込完了です。

初期設定

口座開設申込完了後、続けて初期設定が可能です。
初期設定は、最初の取引開始までに行う必要があります。

本人情報・勤務先情報

ログイン後、 まずは本人情報・勤務先情報等を記入・チェックします。

1.eメールアドレス【必須】
2.案内メールの受信
※不要な場合は、チェックを外してください
3.国籍【必須】
4.携帯電話番号
5.FAX電話番号
6.米国永住権の保有および米国居住者の該当
7.ご職業【必須】
※当てはまるものにチェックをいれてください
8.勤務先の名称/部署名/役職名/電話番号等
9.勤務先の住所
記入後、「次へ」をクリックします。

次のページでは世帯主との続柄を選んでチェックし、「次へ」をクリックします。
※上場企業に勤めている場合は、インサイダー登録画面になりますので、指示にしたがって登録をします。

出金口座の入力で振込先金融口座(出金口座)を選択します。
銀行を選び、支店名、預金種別、口座番号を入力します。

スタンダードプランとアクティブプラン

手数料プランの選択で、国内株式の手数料取引プランを選択します。

SBI証券では1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と1日の約定代金合計に対して手数料がかかる「アクティブプラン」があります。

手数料を安く抑える目安として以下をご参照ください。

  • 1日に何度も取引する人にはアクティブプランがおすすめ
  • 1日の取引回数が数回の人はスタンダードプランがおすすめ

投資に関する質問

次のページでは、投資に関する質問入力します。該当するものを選択・記入してください。

1.ご投資の方針【必須】
2.主たる資金の性格【必須】
3.主な収入源【必須】
4.お取引の動機【必須】
5.資産運用期間【必須】
6.年収及び金融資産【必須】
7.ご興味のあるお取引【必須】
8.ご投資の経験【必須】

口座開設の審査基準については不明ですが、信用取引の口座やCFD口座を開設しないのであれば、投資経験が少なくても私の場合は問題なく開設できました。

アンケート画面

該当するものにチェックを入れてください。
フリーアンサーは、希望等があれば入力する欄になっています。

1.当社を選んだ理由【必須】
2.取引してみたい商品【必須】
3.他に取引されている証券【必須】
4.配偶者
5.子供
6.フリーアンサー
確認画面
初回ログイン時に入力した内容を再度確認します。
問題がなければ、次のページへ進みます。

口座同時申込画面

ここのページでは、証券取引口座とは別に、それぞれの口座を同時に申し込めます。希望しない場合は、それぞれのチェックを外してください。

1.iDeco資料請求
2.信用口座
3.FX口座
4.CFD(くりっく株365)口座
5.先物・オプション口座
6.金・プラチナ口座

以上で初回ログインは完了になります。

「口座開設完了のご案内」の受け取り

提出書類の審査等が完了しましたら、選択された方法で「口座開設完了通知」が送られてきます。

「メールで受け取る」を選択された場合

取引パスワード設定ページへのURLを申込時のメールアドレス宛に送られてきます。アクセス後、任意の取引パスワード設定し、取引が開始できます。

「郵送で受け取る」を選択されたお客さま

登録いただいたご住所宛てに、取引パスワードが記載された郵送物を簡易書留郵便(転送不要)にてお送りします。書類を受取り後、お取引が開始できます。

以上で取引開始が可能となります。

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