お金が貯まらない人、毎月赤字になってしまう人はクレジットカードで不要なものまで買ってしまっている人が多いです。電子マネーやオートチャージも同様で、銀行の残高がどんなに少なくても10万円の買い物ができてしまいます。
電子マネーはいくら使ったのが即時に見えづらいことが一番の怖いところです。仮に給料20万円の人が2割の4万円を先取り貯蓄し、16万円で生活していたとしても、クレジットカードで4万円以上不要なものを購入していたら赤字になってしまいます。
この赤字は翌月に響き、どんどん苦しくなっていきます。
特に意志が弱い人は、電子マネーで得られるポイントを優先するよりも、現金生活の方が生活に締まりが出てお金が貯まりますので、その具体的な方法を紹介します!
クレジットカードのデメリット
クレジットカードの怖いところは以下です。
- お金が無くても買い物ができてしまう
- 支払日や金額がわからなくなる
- 自分の支払い能力を超えて使ってしまう危険性がある
- リボ払いやキャッシングは金利が高い
- 多重債務に陥ることがある
- 年会費がかかるものがある
クレジットカードのデメリットは以下に記載の通り、自己管理によって解決できるものがほとんどです。むしろクレジットカードには多くのメリットがありますが、あくまでお金の管理ができる人、このくらい使ったらいくら残るだろうと、ある程度の感覚が掴めている人が持つべきです。調子に乗ってしまったり、使い方を誤ってしまうと、最悪の場合、借金生活を送ってしまうことが十分に考えられます。
デメリットの解決策
- お金が無くても買い物ができてしまう⇒お金の管理・把握・計画をたてる
- 支払日や金額がわからなくなる⇒お金の管理・把握・計画をたてる
- 自分の支払い能力を超えて使ってしまう危険性がある⇒お金の管理・把握・計画をたてる
- リボ払いやキャッシングは金利が高い⇒原則一括払いの範囲内で買い物を行う
- 多重債務に陥ることがある⇒お金の管理・把握・計画をたてる
- 年会費がかかるものがある⇒年会費無料で十分
クレジットカードのメリット
クレジットカードのメリットについても触れておきます。
- クレジットカードを利用すればポイントが貯まる
- 手持ち金が無い時に保険となる(買い物ができる)
- 盗難補償がある
- 何に使ったのかの履歴がのこる(家計簿不要になる)
- 月々の光熱費の支払いもクレジットカードに集約出来る
- ステータスの証明になる(ゴールドカード等)
- ネット注文した際の代引き手数料がかからない
- 海外旅行の保険がついてくる(ものがある)
- 会員特典がうけられる
列記すると分かる通り、クレジットカードのメリットは多いです。年会費無料のものなら確実に持っておいた方が良いです。しかし、貯金ができない人、お金の管理が苦手な人にはデメリットの方が大きいです。
現金生活のメリット
現金生活のメリットはなんといっても、あと残りいくらで生活しなければいけないのか一目瞭然であることです。
それによって不要な買い物の抑止につながり、クレジットカードのデメリットで述べた最悪の場合(借金生活に陥る)になる可能性がぐっと低くなります。
また、しばらく現金だけで生活すると、金銭感覚というものが研ぎ澄まされてきます。
いくらで生活すればよいのか、月の貯金額はいくらか等の目安は以下を参考にしてください。
現金生活を送るためにやること
家賃や光熱費等、ある程度決まった金額が自動引き落としされるものには手を出さなくても問題ありません。
今までクレジットカードや電子マネーで購入していた食費やコンビニでの支払い等を止めるだけです。
お金は銀行の残高と財布の中身の確認だけなので、とてもシンプルです。あれこれお金のことを考えるのが面倒な人は、いっそクレジットカードをやめるとすっきりしてわかりやすいです!
他にも貯蓄・節約には色々な技術がありますので、以下も参考にしてみてください。
まとめ
とは言えクレジットカードにメリットが多いのも明らかなので、ずっと現金生活を送らなくとも、これくらいなら使っても大丈夫という感覚を掴むのにとても役立つはずです。この感覚が身につけばクレジットカードに戻っても問題ないでしょう。
お金の管理が苦手な人はまずはシンプルから始めてみてください。