お金についてこんなことで悩んでいませんか。
- 家計の負担が苦しい。自分や子供に自由に使えるお金が欲しい
- 節約しようにもどこから手をつけたら良いかよくわからない
- 節約額なんてたかが知れてるんじゃないの?
- 節約は長続きしないんだよね
本記事の節約ロードマップを実践することで、このようなお悩みを解決します。
このロードマップのポイントは以下の通りです。
- 月12万円(年間150万円)貯蓄に回すことに成功した手法
- ロードマップ形式なのでやることが明確・わかりやすい
- 極力自動化できる手法を採用→無意識に節約できるので、長続きする
- 普段の生活を変えないで出来る節約を採用している→最初の設定さえしてしまえば途中の挫折はない
まずは本記事の結論でもあるロードマップの概要を記載します。
【生活費はポイントで払う】
- kyashカードの発行
- ハピタスへの登録
- 楽天経済圏への移住
【固定費を減らす】
- 1か月の収支を確認する
- 住宅費
- 車
- 保険
- 通信費
- 電力会社の変更
- ガス会社の変更
【番外編(+α)】
- 変動費は過剰なもののみ減らしてみる
私はこの節約ロードマップ通りに実践し、月+12万円(年間150万円)貯蓄に回すことに成功しました。
現金支出がかなり減り、がんがん貯金が貯まっていきます。30歳目前で1000万円の大台に乗りました。
具体的な方法が気になる方はこのまま読み進めて下さい。
本記事では節約ロードマップ以外にも以下が分かります。
特に節約の大原則では節約の本質について解説しており、ここを理解すれば自分なりの楽ちんな節約方法が見つかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
- この通りやるだけ!節約ロードマップの概要・やり方
- 節約の大原則(考え方)
- 効率的なポイントの活用法
- 固定費を下げるあらゆる方法
Contents
節約の大原則
家計の負担が苦しい、自分や子供に使う自由がお金が欲しい。そう思って節約しようと思っても何から手をつけるべきか、何が効果的なのかと悩んでいませんか?
すぐに思いつく節水や節電、安いスーパーの比較など、日々の生活に事あるごとにひと手間加えていくのは疲れますよね?
何よりこういった節約は続かないですし、かけた労力に対する対価(節約で浮いた額)が見合っていません。
ほとんどの人が節約の仕方を間違えています。節約を成功させるには大原則があるのです。
- 毎月支払う固定費を見直す
- (極力自動の)ポイ活で生活費の負担を減らす
- 手数料を減らす
- 過剰な無駄遣い・浪費をなくす(※)
(※)切り詰める節約は心が疲れるため長続きしないので、過度なもののみでOKです。ライフスタイルを極力変えないで節約するのが成功の秘訣です。
この記事では、コスパの悪い節約を極力避け、小さな労力で大きな効果を生む節約術を紹介していきます。
わかりやすいようロードマップ形式で記載していますので、本記事を順番に実行すればお金が貯まるようになります。
このロードマップを徹底的にやったあなたは、1年もすれば数十万~200万円くらいの効果は出るはずです。
(本記事の最後にこのロードマップを実践した私の結果を記載しているので、ご興味のある方はご確認ください。)
それでは次項より節約ロードマップの詳細について解説していきます。
節約ロードマップ この通りやれば完了です
早速、本記事の結論からとなりますが、節約は以下の10ステップを順番に行っていきます。
この通りやれば完了です。
完遂したら間違いなく今よりお金が貯まります。
【生活費はポイントで払う】
- kyashカードの発行
- ハピタスへの登録
- 楽天経済圏への移住
【固定費を減らす】
- 1か月の収支を確認する
- 住宅費
- 車
- 保険
- 通信費
- 電力会社の変更
- ガス会社の変更
【番外編(+α)】
- 変動費は過剰なもののみ減らしてみる
申し込みや設定は1日時間をかければ終わります。
ただ手続き完了までに時間のかかるものもありますし、内容をしっかりと読み込んでいただきたいため、1日1個、合計10日もあればしっかりと完遂できます。
間違いなく言えるのは、長く続く人生でこのロードマップを今のうちに実践した人は、していない人たちに10年後、20年後、かなりの差をつけられることです。
逆に言えば、動かずにいる時間が損失です。
お金にゆとりのある人生にするためにも、少しでも早くこのロードマップを実践し、余裕ある暮らしを掴みましょう。
節約ロードマップの特徴
それではこの節約ロードマップを深堀していきます。
各STEPの解説に入る前にこのロードマップの特徴を3つ解説しておきます。
【節約ロードマップの特徴】
- 「生活費をポイントで払う」と「固定費を減らす」
- 最初の登録・設定のみで効果を発揮
- 各ステップ毎に個別記事が貼ってある
特徴① 「生活費をポイントで払う」と「固定費を減らす」
1つ目の特徴は、実際に行う節約が以下のどちらかに帰結することです。
以下の常識は捨てましょう。
長い人生において、「生活費をポイントで払う」と「固定費を減らす」の2つのアプローチをするだけで、莫大な貯金効果が期待できます。
特徴② 最初の登録・設定のみで効果を発揮
2つ目の特徴は、1度設定したら基本放置でも節約できるものばかりであることです。
貯金・節約のコツは頑張らないこと!
手間がかからず効果の高い節約術を集めました。
最初の登録・設定のみ少し面倒に感じるかもしれませんが、1日時間をとってこの記事を徹底的にやり尽くしてください。設定を終えたらその後は本当に楽です。
少しでも早く登録・設定を行った分だけ、得することができますのでバババっとやってしまいましょう。
また例外として、ステップ2のハピタスとステップ3の楽天スーパーセール時は作業が必要なのですが、複雑ではありませんし、威力も大きいですのでぜひ実践してください。
特徴③ 各ステップ毎に個別記事が貼ってある
3つ目の特徴は、各ステップ毎に個別記事が貼ってあることです。
一つひとつを全て細かく解説していると、長文となり読みきれませんので、詳細な手順を解説した個別記事を各ステップに掲載しています。
下記の流れでご対応頂くのが1番スムーズに進められると思いますので、少々煩わしく恐縮ですが、ブログの仕様上ご理解賜りますと幸いです。
それでは各STEPの説明に移ります。
【STEP1~3】生活費をポイントで支払う
クレジットカード決済や楽天市場・Amazonの買い物で貯まったポイントってどうしていますか?
自分へのご褒美で使うならまだしも、放置していて気づけば消滅していたりしませんか?
非常にもったいないので、このSTEP1~3を実践してみましょう。
まず大事なことはポイントとの付き合い方です。
ポイントを制すれば生活費を制します。
電気代、ガス代、スマホ代、日用品、、、これらにお金がかからなくなります。
ポイントと上手に付き合う方法は以下の3つです。
- 生活費の支払いはキャッシュレス決済を活用し、貯まったポイントをまた生活費に充てていく
- 貯めたポイントが自動で生活費に消費されるよう設定する
- 出来る限りポイントカードは少なくし(集約させ)、管理を楽にする
ポイントを効率的に貯め、かつ上記3つの付き合い方を多く満たすポイント生活が以下です。
【STEP1】kyashカードの発行
【STEP2】ハピタスへの登録
【STEP3】楽天経済圏への移住
以下より各STEPの解説に移ります。
【STEP1】kyashカードの発行
kyashカードとは、株式会社Kyashが提供するプリペイドカードです。
アプリからVisaプリペイドカードを発行することができ、クレジットカードと連携させることでKyashカードにチャージします。
このkyashカードの凄いところは以下です。
- 普段の買い物をこのカードで決済することで、クレジットカードのポイントとkyashカードのポイントが貯まること(2重取りできる)こと
- スーパーやドラックストアのポイントカードも貯められるのであれば3重取りもできてしまうこと
- 普段の支払いをKyashカードにするだけなので、日常生活での労力は変わらないこと
私の場合ですが、実店舗での生活費をこのkyashカードにまとめることで、月に700円(年間8,400円)浮くことができています。5年で42,000円ですし、決済手段をkyashカードに変えただけで得になるのですからバカにできません。
5年毎の更新で、初回以降5年毎に発行手数料として900円かかってしまうのですが、5年で42,000円のポイントをもらえるのですから、即決で発行しましょう。
kyashカードはアプリをインストールし、アプリ内から発行の手続きを行います。
Kyashカードの攻略法は、以下にまとめていますのでご確認ください。
後述しますが、この記事では楽天経済圏への移住を推奨しています。ですので、kyashカードに紐づけするクレジットカードは楽天カードが理想です。
【STEP2】ハピタスへの登録
こちらもポイントの2重取りを狙っていきます。
ポイントサイトであるハピタスではネットショッピング・ネットサービスでの2重取りを狙います。
(STEP1のkyashカードも組み合わせると、3重取りとなります)
ポイントサイトとは?
成功報酬型広告を中心に広告代理業を行うウェブサイトで、お小遣いサイトとも呼ばれています。
ポイントサイト経由でAmazonや楽天市場、じゃらんなどのショッピング・サービスの申し込みをするとポイントがもらえます。
ネットショッピングの度に、ポイントサイトを経由して購入するというひと手間が発生してしまうのですが、ポイントサイトには強力なパワーがあるので力を入れることをお勧めします。
ポイントサイトの中でもハピタスを勧めているのは、数あるポイントサイトの中でも高還元率というのが有名で、掲載されているショップ数もダントツで多いからです。
またポイントの有効期限もなく、最低でも1年に1回ログインすればポイントが消失してしまうこともありません。
楽天市場での買い物、旅行・出張、美容室の申し込み、クレジットカード作成、FX口座開設、不動産投資セミナー申込みをハピタス経由で行い、最初の3ヶ月で10万円、その後は月1,000円前後のポイントを獲得することができています。
(登録は1分で終わります。今なら上記からの登録で400円分のポイントがもらえます)
ハピタスの攻略法は以下をご参照ください。
【STEP3】楽天経済圏への移住
「楽天経済圏」とは、普段の生活で利用する様々なサービスを楽天系のサービスにまとめることを指します。
楽天経済圏のメリットは大きく分けると以下の3つです。
- 楽天ポイントがざくざく貯まる
- 楽天ポイント(期間限定ポイント含む)を生活費の支払いに充てることができる
- ポイントの管理が楽になる
楽天経済圏というものをここまで大きく、そして有名にしたのは楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の存在です。
あらゆる楽天サービスに加入するとキャッシュバックされるポイント倍率が上がります。
この楽天SPUを利用し、ポイントをざくざく貯めていきます。
楽天経済圏でやることは以下の3つです。
- 楽天会員になり、楽天カードを発行する
- 楽天SPU倍率を上げるため、楽天系列のサービスに加入する
- 3ヶ月に1度の楽天スーパーセール時に保存のきく消耗品(米や水、洗剤等)を10品買う
①楽天会員になり、楽天カードを発行する
すでに楽天会員に登録されている人も多いかと思いますが、名前とメールアドレスとIDとパスワードを登録するだけで簡単に終わります。
楽天カードはハピタス経由で発行するとハピタスポイントと楽天ポイントがダブルでもらえます。
必ずハピタスから申し込みましょう。
(登録は1分で終わります。今なら上記からの登録で400円分のポイントがもらえます)
楽天カードの発行が完了したらSTEP2で紹介したkyashカードとの紐づけを忘れずに行いましょう。
②楽天SPU倍率を上げるため、楽天系列のサービスに加入する
楽天SPU倍率を上げるために加入しておくべきサービスは以下がお勧めです。
これで楽天市場買い物時は常時8.5%のポイント還元があります。
楽天booksや楽天ビューティなど、必要時に利用すればさらに倍率を上げることができます。
【補足】
・楽天でんき(楽天ガス)、楽天モバイルは期間限定ポイントを使って支払いすることができる(しかも設定すれば自動で)上に、料金自体も下がることが多いため、楽天経済圏に移住するならマストで加入したいサービスです。
・楽天の保険は、既に加入している保険を楽天に見直せるようなら、見直しを。難しい場合は、自転車保険がお勧めです。月額270円ですし、条例で自転車保険加入が義務化されている都道府県が多くなっていますので。
・家に光回線を引いている場合は、楽天ひかりにすることでさらにポイント倍率が上がります。
【各種サービスの申し込み/アプリインストールはこちらから】
③3ヶ月に1度の楽天スーパーセール時に保存のきく消耗品を10品買う
前項②の楽天SPUに加え、さらに楽天スーパーセール時に以下の3つを掛け合わせを狙うことで、1商品に対し30~70%のポイント還元が期待できます。
- 5と0の付く日
- お買い物マラソン
- スーパーDEAL商品
3ヶ月に1度なので、この時に保存がきくストック品を補充しておけば以下のように一石三鳥のメリットがあります。
尚、楽天市場での買い物に限り、kyashカードではなく楽天カードで決済した方が効率が良い(楽天カード以外だとSPU倍率が下がるため)です。
楽天経済圏の概要とやることは以上となります。
これら3つの工程は、以下記事の一部を抜粋したものです。楽天経済圏の攻略法を徹底解説していますので、詳細は以下をご確認ください。
STEP1~3のやることまとめ
STEP1~3が少し長くなってしまったので、簡潔にまとめます。
発行・登録すること
【楽天サービスの申し込み/アプリインストール】
日常でやること
【実店舗(普段のスーパーやドラッグストア)での買い物】
【楽天市場以外でのネットショッピング・サービスの申込】
【楽天市場(特に楽天スーパーセール時)での買い物】
【STEP4】1か月の収支を確認する
続いて固定費を削減していきます。
そのために必要なのが、現状の把握です。
貯金できている人とできていない人との差は、『収支の把握が”できている”か”できていない”か』と置き換えてもいいくらい重要です!
収支を把握するメリットは以下です。
- 毎月の貯金・運用額(の最大値)を決めることが可能
- 節約できるものがわかる
- 貯蓄に対する意識・モチベーションが向上する
- 自分の生活の最低水準を把握できる
収支把握の手順は以下のようにやっていきます。
【把握すること】
- 先月の収入
- 先月の支出(固定費だけで可)
- 先月の貯蓄額
【収支把握の手順(やること)】
- 先月の給与明細を確認
- 固定費がわかるものを用意し以下の金額を確認
- 居住費
- 車(ローン、保険、駐車場代、車検用積立分の合計)
- 保険
- 通信費
- 教育費
- サブスク関連(動画配信アプリ、ジム、NHK等)
- 貯蓄額(今月の給与日前日の残高ー先月の給料直後の残高)を確認
- ①ー(②+③)=変動費
先月分の確認のみに留めていますが、月によって多少のばらつきがありますので、気になる方は3か月分やってみるとより確かな傾向が見えると思います。
以下記事で例を挙げながら、一つひとつ詳細に解説していますのでご確認ください。
※共働きで夫婦別々の財布にしている方(特にお互いの収入を非公開にしている夫婦)にも、このステップをこなせるようまとめています。
これが完了したら、STEP5~9でこの収支表を基にどこを削っていくか考えます。
コツとしては費用が大きいもの(家、車)、簡単に削れるもの(保険、スマホ、電力会社)から削っていくことです。
【STEP5~9】固定費を減らす
STEP4で把握した家計の収支を基に固定費を削減していきます。
- お金が貯まりやすくなる
- 変動費の削減とは異なり、生活スタイルをあまり変えることなく節約することができるので、挫折が少ない
- リストラや事故等、もしもの時も固定費が少ないと負担が少ない
無理なく節約するためには、基本的に変動費は減らしません。
もちろん過度な飲酒やたばこ、趣味への使い過ぎは減らした方が良いですが、節水とかスーパーのはしごとか今まで考えられていた節約の王道はしません。
労力のわりに節約できる額が少なく、また疲れてしまい節約生活を継続できなくなってしまいます。
では何をしていくかですが、まずは以下の固定費から見直していきます。
- 【STEP5】住宅費(持ち家・賃貸)
- 【STEP6】車
- 【STEP7】保険
- 【STEP8】通信費
- 【STEP9】電力会社の変更
- 【STEP10】ガス会社の変更
固定費節約でとても大事なポイントは『比較し、相場を知ること』です。
もちろん申し込むプランの内容も加味しますが、「相場より低いものを調べ、選ぶ」ということが大前提です。
それでは各ステップの解説に移ります。
【STEP5】住宅費(持ち家・賃貸)
人生の3大支出の一つ、住居費を削減できれば貯金スピードが猛烈にあがります。
それに、1度見直せば日常生活への影響無しで半永久的に固定費を下げられます。
住宅費に関しては、マイホームに住んでいる方と賃貸に住んでいる方とでアプローチの方法が異なりますので、分けて解説します。
持ち家に住んでいる方
持ち家にお住まいの方は比較サイトを駆使して、ローン組み換え、火災保険・地震保険の見直し、ガス会社(プロパンガス利用の方のみ)の見直しを行います。
先ほども申し上げましたが、重要なことは比較し相場を知ることです。
数年前に入っていたプランは今は無くなり、より良く・よりニーズに合ったプランが出来ていることが多いです。
特に今の住宅ローンの金利は0.5%を切っています。変動金利でローンを組んだ方も、金利上昇時には金利が変動しますが、金利が下がった時は申し込み時の金利より下に下がりません(「変動」という名前に騙されそうになりますが)。
5年以上前に住宅ローンを組んだ方は、必ず見積もりを行ってください。
モゲチェックは、最も金利が低い住宅ローンプランをAIによって自動で提案してくれるオンラインサービスです。比較サイト最大手で、月々の返済額を平均2万円減らしている実績があります。
また、火災保険や地震保険は、この保証は必要か?という内容の見直しも行って頂きたいのですが、少なくとも今と同じ内容で料金が安くならないかは確認してほしいです。
細かい手順や詳細説明については以下をご確認ください。
賃貸に住んでいる方
賃貸にお住いの方は、家賃交渉と火災保険の見直しを行っていきます。
この家賃交渉というものがとても効果抜群なのですが、最初に入居した時の家賃は、1回入居しちゃうと見直さない人が多いです。というか家賃の値下げができることを知らない人が多いです。ここがもったいないポイントです。
実は同じマンション/アパートの同じ間取りでも部屋によって家賃に価格差があります。建物は経年劣化すること、部屋によって大家が異なる(場合がある)ことがポイントです。
交渉が失敗しても損失は0円、成功したら翌月からずっとプラス収支に変わります。交渉で家賃は下げられますのでここはぜひ挑戦しましょう。
以下記事にて、交渉のポイントや大家からの視点をまとめていますので詳細は下記をご覧ください。
また火災保険は、プラン内容の見直しと保険会社の見直しの2側面からアプローチしていきますので、こちらについても上記記事に記載していますので併せてご確認ください。
【STEP6】車
車にかかる月々の費用って高いですよね。
車のローン、ガソリン代、保険代、駐車場代、車検の積立等でだいたい月5万円近くかかっているのではないでしょうか。
ざっくりとした計算となりますが、20歳から70歳まで自動車を乗り続けた場合、4000万円近くかかると言われており、出費という面で考えると家を一軒買えてしまう程、人生でかなり大きい買い物となります。
自動車の見直しポイントは以下です。
- 車を手放し、カーシェア・タクシーを使用する
- 手の届く範囲(現金一括購入できるくらい)の、中古の軽自動車やエコカーにする
- 【ズバット車販売】中古車無料お探しサービス
- 中古車売買ガリバーフリマ
- 車両本体を見直す(リセールバリューを意識する)
- 保険代を見直す
- 車検代を見直す
- 車を貸し出す
私は駅近に住んでおり、通勤も電車のため車は使っても週末がメインです。駐車場代も1万円近くかかりバカになりません。
そこで車を手放し、カーシェア・レンタカー・タクシーで代用することにしました。
小さい子供がいますが、遠出は基本電車。電車移動が難しかったり、緊急の場合にレンタカーを利用することで全く困らず生活できています。
月間55,000円が10,000円以下まで削減できたので、大満足な見直しポイントです。
他にも車検比較や自動車保険の見直しポイントの解説、具体的方法、自動車保有に対する考え方・対策について以下でまとめていますのでマイカーがある方はご確認ください。
【STEP7】保険
もしものために備えておく保険、とても大事だと思いますが、もしもを意識しすぎてたくさんの保険に入っていませんか?
備えるあまりに日々の家計を圧迫するようでは意味がありません。
私たちが任意で入る民間保険というのは国が用意している公的保険を考慮して選ぶ必要があるのです。
社会保険に月数万も払っている(給料から勝手に天引きされてる)のに、民間保険にも数万円単位で払うのはおかしいと思うべき!
私の保険料は火災保険を合わせても月に5,000円程度です。夫婦二人でも合計6000円程度です。
多くの方が加入している医療保険、貯蓄型の保険、学資保険はいらないとさえ思っています。
人生の三大支出の1つである保険に、必要以上に入りすぎていないか、適切なプランで申し込みをできているか、そういった観点で見直し・節約を行っていきます。
毎月の支出を抑えたい方、適切な保険が何か知りたい方は、保険削減の根拠と一緒に説明していますので、下記記事をご確認ください。
【STEP8】通信費
通信費は主にスマホ代と家のWi-Fiに分かれます。
スマホの節約
スマホ代は格安SIM(楽天経済圏に移住する方は楽天モバイル一択)に乗り換えることが間違いなくおすすめです。
昔Softbankからワイモバイルに乗り換えたのですが、懸念していた通信速度の低下は全く気にならず、体感速度ではSoftbank使用時と同じでした。
楽天モバイルに乗り換えた今も普通にYouTubeが見れますし、通信速度はかなり安定しています。
これで利用料金が8,000円から3,000円まで下がるのですから、大変満足です。
\ワイモバイルへの乗り換えはこちら/
Y!mobile正規代理店!お得な特典付きの「ヤングモバイル」!
格安SIMに変える手間も、人によって工程が少し違うのですが、SIMカードの差し替えとMNP番号の取得くらいでそこまで時間はかかりません。
本記事では楽天経済圏移住を勧めていますので、楽天モバイルについても解説させてください。
- スマホ料金が3,000円で、電話もネットも使い放題
- 順次拡大中の楽天回線エリアでは通信速度も速い(auの基地局を利用するパートナー回線エリアも遅くない)
- 毎月のスマホ代を期間限定ポイントから優先して自動で支払いできる
- 楽天SPU倍率が上がる
- 今ならキャンペーンで1年間無料で利用できる&キャッシュバックキャンペーンがある
楽天モバイルの詳細・申し込みはこちらから
ワイモバイル、楽天モバイル含め、格安SIMについては以下にまとめていますのでご確認ください。
https://richplan1000.com/economy/smartphone-rakuten-uq-ymobile/Wi-Fiの節約
また、家のWi-Fiは料金に差が出にくいためコスパの良い選択は難しいのですが、挙げるのであれば以下の3択がおすすめです。
- 楽天ひかりに申し込み、楽天経済圏の恩恵を受ける
- (対象者は限られますが)NURO光 for マンションに申し込む
- いっそ、解約する(→楽天モバイルでテザリングする)
楽天ひかりに申し込み、楽天経済圏の恩恵を受ける
楽天ひかりは、ネット代を下げられないならポイントで恩恵を受けようというやり方です。
楽天SPU倍率+1倍なので、楽天市場を使えば使う程効果が出ます。
今なら1年間基本料無料キャンペーン中です。
\楽天ひかりの詳細・申し込みはこちらから/
NURO光 for マンションに申し込む
NURO光 for マンションはマンションにお住まいの方で、マンション自体がNUROの回線を導入していないと契約できません。私はこれで4,500円のネット代が2,000円まで下がりました。
いっそ、解約する(→楽天モバイルでテザリングする)
最後の手段は「いっそ、解約する」ことです。
楽天モバイルであれば3,000円でスマホのネットが使い放題のため、家のWi-Fiが無くても使い過ぎで速度制限がかかったりしません。
パソコン操作もスマホのテザリング機能でネット接続できます。
ただ最近は、テレビや家電をネットでつなぐことも増えてきたので、そこに不便を感じる方は最初の2つの選択肢が有望かもしれません。
【STEP9】電力会社の変更
電気代は変動費でもあるため、せっせと節電して節約するイメージもあるかもしれませんが、そんなことはしません。
節電するのではなく、電力会社を切り替えます。これで電気代が安くなります。
電力会社切り替えのメリットは以下です。
- 比較サイトを使えば最安の電気会社がわかる
- 比較サイト経由で申し込めばキャッシュバックがもらえる
- 電気会社の変更は手続きが楽(ネット申し込みのみで、解約手続き不要、新しい設備工事不要)
私が推奨している比較サイトはキャッシュバック特典がある「インズウェブ」か「エネチェンジ」です。
どちらも無料で使える電力会社比較サイトの大手であり、電気代が安い順に表示され分かりやすいです。1万円以上のキャッシュバックも多く取り揃えているので、私もとても重宝しています。
またスマホ同様、楽天経済圏に移住するのであれば楽天でんき一択です。
- 基本料金が0円で、電気代が今より安くなる可能性が高い
- 毎月の電気代を期間限定ポイントから優先して自動で支払いできる
- 楽天SPU倍率が上がる
- 今なら下記から申し込みで楽天ポイントがもらえる
詳細については下記記事をご確認ください。
https://richplan1000.com/economy/electric-power-company-electrical-charges/【STEP10】ガス会社の変更
ガス会社の変更も節約につながります。
そもそもガス会社を変更するという発想があなたの頭の中にありましたでしょうか。無ければ朗報です。
都市ガス(東京ガス、東邦ガス、関電ガス)利用の方とプロパンガス利用の方に限られますが以下の選択肢があります。
都市ガス利用の方
東京ガス、東邦ガス、関電ガスのいずれかを利用されている方には朗報です。
楽天がガス提供サービス(楽天ガス)を始めました。
具体的には上記都市ガスと提携することで、楽天が契約主となり民間にガス供給できる体制を整えた形です。
楽天経済圏はちょっと面倒。と思っていた方も、もう移住しないのが損になるレベルです。
楽天ガスのメリットは以下です。
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天でんき単体と比べポイント取得率が2倍
- 楽天カードで支払えばさらにポイントが貯まる
- 楽天ポイントで支払いできる
- 期間限定ポイントから消費される
- サービス加入時にも楽天ポイントがもらえる
- 乗換に伴う負担がとても少ない
- 費用がかからない
- 工事不要なので立ち合いもない
- 手続きもwebで簡単(15分もかからず終了)
- ガスの供給体制・品質に影響がない(都市ガス利用時のまま)
具体的には以下記事で紹介していますのでご確認ください。
プロパンガス利用の方
プロパンガスは平成9年に自由化されましたが、ガス料金が高いままの方が多くいらっしゃいます。
ガス会社変更は一切無料でできますし、面倒な手続きも手数料無料で代行してくれる業者がいるので非常に簡単です。
ガス会社を変更するだけで年間50,000円以上もガス料金が節約できる場合もありますので、ご自宅がプロパンガスの方は検討しないともったいないです。
ガス会社の比較、変更手続きを無料で実施してくれる【ガス屋の窓口】というサイトがありますので、こちらに一括依頼してしまえば終了です。
【番外編】変動費は過剰なもののみ減らす
お疲れさまでした。
ここまで徹底的にやったあなたは、1年もすれば数十万~200万円くらいの効果が出るはずです。
最後の番外編として用意したのは、過度な変動費の節約のみです。
まずは酒・ギャンブル・たばこが過剰な方は適度な量に調節しましょう。趣味も同様に減らす必要があります。
今までの小遣いの範囲内で完結させられることがベストです。小遣いとは別の予算を立てることはNGだと思ってください。
変動費の節約にも力を入れたい人へ
変動費の節約は続かないのでお勧めはしていませんが、ガッツのある人向けに解説します。
まずやることは比較です。STEP4で確認した変動費を見返します。
以下は政府が調査した家計の平均金額です。
各項目とご自身の消費額をざっくりとで良いので比較し、極端に多いものは削減するよう心がけましょう。
政府調査で実施されている全国の家計の平均は以下となっています。
【生活費平均額】
項目 | 一人暮らし世帯 | 二人以上の世帯 |
---|---|---|
住居 | 21503円 | 24478円 |
食料 | 43536円 | 81340円 |
水道光熱費 | 5731円 | 25678円 |
家具・家事用品 | 3208円 | 11147円 |
被服及び履物 | 12020円 | 10417円 |
保険医療 | 5592円 | 14515円 |
交通・通信 | 23536円 | 42456円 |
教育 | 0円 | 20313円 |
交際費 | 11156円 | 12646円 |
合計 | 12万6,282円 | 24万2,990円 |
次にやることは無駄遣いが無いかの見直しです。
余計な手数料を払ってしまっていないか、実りの無い飲み会に参加していないか、コンビニスイーツ・菓子を多用していないか等を見直します。
以下記事に無駄見直しのヒントがあるかもしれませんのでご確認ください。
1年で150万円貯金に回せた実績
最後に各ステップを実践後、私がいくら貯金に回せたのか、各ステップで節約できた金額を説明していきます。
節約前の家計簿
まずは、節約ロードマップ実施前の家計簿です。
家族構成は夫婦+産まれたての赤ちゃん1人の3人家族です。
【固定費】
- 家賃:13.0万円(住宅ローン、管理費、固定資産税の積立分、火災保険)
- 車:5.5万円(車ローン、自動車保険、駐車場代、車検用積立分)
- 保険:6.0万円(ドル建て生命保険2人分、積立医療保険2人分、学資保険1人分)
- 通信費:2万円(Softbankのスマホ2人分、Softbank Air(家のネット))
- コンタクト用品:0.7万円
- 教育費:0.2万円 (子供チャレンジ)
- NHK:0.5万円
- 計27.9万円
【変動費】
- 食費:5.0万円
- 光熱費:1.5万円
- 水道代:0.4万円
- 雑費(日用品):2.5万円
- 衣服:0.3万円(毎月は買わないので、夫婦2人分で年間で3.6万円使う計算)
- 美容室:0.6万円(毎月は切らないので、夫婦2人分で年間7.2万円使う計算)
- 小遣い(飲み会代や趣味):3万円
- 計13.3万円
月の支出=固定費(27.9万)+変動費(13.3万)=41.2万円
夫婦2人の収入が手取り40~45万円(残業により変動)、児童手当が1.5万円なので、1か月の預金は0.3~5.3万円の計算となります。
ただし、妻が産休・育休に入ってしまったため、収入はガクッと減り(産休・育休手当に救われ妻の収入3割減程におさまるが、汗)節約を決意しました。
政府が調査している家計の収支(全国平均)と、私の家計では明らかに消費額が異なります。
特に私から見ると住居費が異常に低く驚きなのですが、全国平均よりも私の家計の支出合計が明らかに高いことがわかりました。
そのため、まずはこの金額を目標に節約をスタートします。
政府調査で実施されている全国の家計の平均は以下となっています。
【生活費平均額】
項目 | 一人暮らし世帯 | 二人以上の世帯 |
---|---|---|
住居 | 21503円 | 24478円 |
食料 | 43536円 | 81340円 |
水道光熱費 | 5731円 | 25678円 |
家具・家事用品 | 3208円 | 11147円 |
被服及び履物 | 12020円 | 10417円 |
保険医療 | 5592円 | 14515円 |
交通・通信 | 23536円 | 42456円 |
教育 | 0円 | 20313円 |
交際費 | 11156円 | 12646円 |
合計 | 12万6,282円 | 24万2,990円 |
節約後の家計簿
節約後の家計簿です。節約を思い立ってから情報収集・精査・比較しつつ、半年後には以下の支出となっています。
(当ブログを見て頂いているあなたは情報収集等の工程が少ないので、早いものは当日から、長くても1,2か月もあればできると思います)
車や保険も大幅に見直していますが、無理な見直しではなく根拠に基づいた見直しですので、ご安心ください。
詳しい手順や根拠は各ステップをご確認ください。
【追加収入】
- kyashポイント:700円分(年8,400円)
- ハピタスポイント:1,000円分(年12,000円)
- 楽天ポイント:9,000円分(年108,000円)
ハピタス、楽天ポイントはイベント(楽天スーパーセール開催時)によってばらつきがありますが、月間ベースに押並べると上記の額になります。
【固定費】
- 家賃:12.7万円(-0.3万円)
- 車:1万円(-4.5万円)
- 保険:0.4万円(-5.6万円)
- 通信費:0.8万円(-1.2万円)
- コンタクト用品:0.7万円
- 教育費:0.2万円
- NHK:0.5万円
- 計16.3万円(-11.6万円)
【変動費】
- 食費:5.0万円
- 光熱費:1.4万円(-0.1万円)
- 水道代:0.4万円
- 雑費(日用品):2.5万円
- 衣服:0.3万円
- 美容室:0.6万円
- 小遣い(飲み会代や趣味):3万円
- 計13.2万円(-0.1万円)
月の支出=固定費(16.3万)+変動費(13.2万)=29.5万円(-11.7万円)
さらに獲得したポイント(10,700円分)で生活費を払うので、月の支出は28.4万円(-12.8万円)となります。
貯蓄に回せた額は年間152万4,000円
まとめると以下となります。
年間152万4,000円が貯蓄に回せた額となりました。
人によっては家賃を下げれたり、ローンの組み換えでもっと節約できる人もいるのですが、環境的に私はそれが出来なかった分、保険や車を徹底的に見直しました。
項目 | 月の節約額(年間) |
kyash | 700円(年8,400円) |
ハピタス | 1,000円(年12,000円) |
楽天ポイント | 9,000円(年108,000円) |
家 | 3,000円(年36,000円) |
車 | 45,000円(年540,000円) |
保険 | 56,000円(年672,000円) |
スマホ代 | 10,000円(年120,000円) |
家のWi-Fi | 2,000円(年24,000円) |
電気代 | 1,000円(年12,000円) |
合計 | 12万7,700円の節約(年152万4,000円) |
参考:さらに節約したい方へ!外道?王道?の節約術
誰しもができる節約術は「ポイントで生活費を支払うこと」、「固定費を抑えること」の2つですが、他にも節約する方法はあります。
出来る人と出来ない人がいますので紹介程度に留めますが、できる人は飛躍的に貯金額があがりますので、ガッツのある方は以下も取り入れてみて下さい。
- 1日1食生活→食費の節約以外にも調理・皿洗い時間節約、健康促進、集中力UP、アンチエイジングと副次的な効果も大きい。慣れるまで辛いのがデメリット。
- ミニマリスト→物が無いことこそ最強。断捨離で不用品を錬金。判断力を減らし仕事のパフォーマンスUP
- 家賃0円生活→1番コストのかかる「住」を削る。田舎ボロ物件、家賃手当、実家暮らし、シェアハウス等
まとめ
本記事では節約について1から順番に実践いただくためにロードマップ形式で記載しました。
【生活費はポイントで払う】
- kyashカードの発行
- ハピタスへの登録
- 楽天経済圏への移住
【固定費を減らす】
- 1か月の収支を確認する
- 住宅費
- 車
- 保険
- 通信費
- 電力会社の変更
- ガス会社の変更
【番外編(+α)】
- 変動費は過剰なもののみ減らしてみる
これらを徹底的に実践し達成できれば、1年で数十万~200万円くらいのリターンが得られます。
長く続く人生で、「生活費をポイントで払う」と「固定費を減らす」ことを続けていけば、実践していない人たちに10年後、20年後にかなりの差をつけられることでしょう。
お金にゆとりのある人生にするためにも、1日1STEPのペースで徹底的にロードマップをやり尽くし、未来の余裕ある暮らしを掴みとりましょう。
即行動が出来る人が勝ち組です。